2024年11月7日20時頃、グアムから成田空港に向かっていた日本航空とユナイテッド航空の機内で、高校生ら26人が体調不良を訴えているというニュースが流れてきました。
しかし原因は食中毒じゃないのでは、とSNSで話題になっています。
そこでグアム発機内の体調不良は本当に食中毒なのか、または人にうつる感染症が原因なのか徹底調査しました!
グアム発機内の体調不良は食中毒ではない!?
グアム発機内の体調不良は食中毒が原因ではないのでしょうか。
調べたところ、「食中毒のような」と報道しているところが多いようです。
これでは食中毒と断定するには時期尚早ですね。
現状、原因を調査中のようですが、食中毒の他にどんな原因が考えられるのか調べてみました。
グアム発機内の体調不良はA型肝炎が原因!?
グアム発機内の体調不良の原因を推測してみました。
調査したところ厚生労働省検疫所のホームページ上で、グアムへの渡航で気をつけるべき感染症が2つ挙げれています。
それは『破傷風』と『A型肝炎』です。罹患した際の症状を見ていきましょう。
破傷風ってどんな病気?
感染すると潜伏期間の後に口が開きにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状が出たのち、体のしびれや痛みが体中に広がり、けいれんを起こしたり呼吸困難になって死に至るケースもあります。
A型肝炎ってどんな病気?
感染すると発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状の後、黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。感染した場合、特別な治療法はなく1~2ヶ月程度安静にし続けることが必要になります。60才以下のほとんどの日本人はA型肝炎の免疫を持っていないため、予防接種によって免疫をつけることが必要になります。
引用元:https://www.tsubamenavi.com/d/hepatitis_a
この2つの症状を見ると、グアム発の機内の体調不良の症状と当てはまるのは『A型肝炎』ですね。
症状が出てしまうと怖いですが、日本では2013年3月から、子どもでもA型肝炎ワクチン(不活化ワクチン)を受けられるようになり、予防接種を受けている人が増えているそうです。
グアム発の機内で症状が出た人のほとんどが高校生ということで、予防接種を受けられるようになった時期に生まれている人たちです。
そのため今回の体調不良の原因が『A型肝炎』である可能性は低そうですが、まだ断定はできないでしょう。
いずれにせよ、機内で体調不良になるのは本当に辛かったはず。早く良くなることを祈ります!
まとめ:グアム発機内の体調不良は食中毒ではない!?A型肝炎が原因なのか徹底調査!
この記事では、グアム発の機内の体調不良は食中毒ではなく、A型肝炎が原因なのかを調べてみました。
グアム発機内の集団食中毒が起きたと言われている学校や被害状況についてはこちらをご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。